Hanacell

アイススケートでなまったカラダをリフレッシュ

幼少時代を温暖な太平洋側気候の下でぬくぬくと過ごしてきた私には、ドイツの今冬は厳しすぎました。おかげで年末以降、必要以外はなるべく外に出かけないプチ引きこもり生活が続いています。春の訪れを告げるカーニバルの季節となったというのに、体はまだまだ冬眠中。そろそろ蓄え続けたエネルギーを放出しなくてはなりません。そこで、なにか手軽で楽しいスポーツはないかと考えて思いついたのがアイススケート。ここ数年、日本でも盛り上がりを見せているスケートに挑戦してみました。

フランクフルト市内に、Eissporthalleというスケートリンクがあります。Frankfurt Lionsという地元アイスホッケーチームのホームリンクにもなっている、なかなか立派な施設です。以前ここに、ホッケーの試合を観に来たことはあるのですが、実際に滑るのはこれが初めて。スケート自体も今回が初めての完全初心者です。しかし気持ちだけは1人前。氷上の妖精のごとく華麗な滑りを想像しながら受付で入場料を支払い、レンタルシューズに履き替えて、いざ出発です。

アイススケート
駅を出るとすぐ見えるこの建物。交通の便が良いのが嬉しい。

この施設には、4つのスケートリンクがあり、時間によって使えるリンクが決まっています。中でもお薦めなのが、1週400メートルのトラックが広がる屋外リンク。メインシーズン(今年は3月15日まで)のみ開放されていて、天気が良ければ太陽の下でスケートが楽しめます。また、屋内の大ホールにはホッケーの試合にも使われる大きなリンクがあります。観客席もあるので、遊んでいるお子さんを座ってゆっくり見守ることもできます。

さて、私のスケートデビューはというと、いざリンクに立つと真っすぐ前に進むのもままならない有様。転ばないように体重のバランスをとるのが精一杯で、その姿はスケートというより綱渡りをしているようでした。ムキになって奮闘しているうちに、気がつけば汗だくに。そんな私を尻目に周りのドイツ人は大人子ども問わず、スイスイと余裕の滑りを見せていました。「くっそー」と思いつつも、コツを掴む前に体力が尽きてギブアップ。悔しさは残るものの、良い運動にはなったかな。

アイススケート屋外リンク
夜も楽しめる屋外リンク(Außenring)

石野 あやか(いしの あやか)
ドイツW杯の折に渡独。初めてのドイツ、初めてのヨーロッパの地がフランクフルトでした。昼間から堂々とビールを飲める素敵な文化に魅せられて、1年間の滞在予定が、気がついてみれば3年目突入。こうなったら、次のW杯もドイツで観戦だっ!
 
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