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ジャパンダイジェスト
Mi. 01. Apr. 2020

変わらずに受け継がれるクリスマスまでの日々と楽しみ

12月に入ると、街はクリスマス一色に染まりますね。誰と何をして過ごすか、プレゼントや食事はどうするか……。クリスマス当日の予定を考えるだけでなく、12月1日から24日までのアドヴェントカレンダーや、クリスマスマーケットで同僚や友人たちと白い息を吐きながら飲むグリューワインなど、この時期ならではの楽しみがたくさんあります。クリスマスまでの4回の週末に1本ずつろうそくを増やして付けていくアドヴェントクランツを用意しておくのも大切ですが、わが家では毎年忘れて直前にバタバタと揃えています。街のあちこちで目にする飾りは視覚的に楽しませてくれますが、口から煙をプカプカと出すお香立ての人形や、ろうそくの熱による上昇気流で羽が回る木製のピラミッドなど、匂いや気配で時期を感じさせてくれるものも良いですね。

さて、シュトレンはクリスマスの伝統的な菓子パンですが、パン屋に並ぶだけでなく家庭で先代からのレシピを受け継いで焼く人たちも多くいます。レーズンやナッツ、アルコールの分量など、家庭の味にもそれぞれ違いがあって面白いです。ケシの実(Mohn)やマジパンの入ったシュトレンもありますね。私のドイツ人の夫の親族たちも11月末に集まって、丸1日かけて30個以上焼きます。おいしそうな焼きたてのシュトレンをそのまま食べるのは厳禁で、1週間以上寝かせて第1アドベントに食するのが正しい食べ方。

ミンクス家の手作りシュトレンミンクス家の手作りシュトレン

さらに夫の親族は、毎年12月26日に50人以上で集まって食事会を開きます。みんなでワインとビールを飲みながら、テューリンゲン州のクリスマス伝統料理であるガチョウ、じゃがいもを丸めて茹でたクルーセ、赤キャベツの酢漬けの3種類を大量に調理し、ワイワイとしゃべりながら延々に食べ続けます。日頃は疎遠な親戚ともこの日は一同に会し、若い世代は昨年とは入れ替わったパートナーを連れてきたり、赤ちゃんが増えていたり。家系の輪の変化を垣間見ることができる、賑やかな家族行事です。

またわが家の娘は聖ニコライ幼稚園に通っていて、毎年クリスマス前には園児たちによる劇「マリアとヨーゼフ」(エルサレムへ旅するキリストの両親の話)がニコライ教会で行われます。1カ月以上かけて毎日のように練習があり、年長の子どもたちはセリフや独唱のある役が当てられ、小さな子どもたちは羊や星の役で参加。私たち親も、自分の子どもがしっかりと役をこなせるかどうか、ハラハラしながら毎年楽しみにしています。

ニコライ教会での園児による劇ニコライ教会での園児による劇

今年もクリスマスまであと少しとなりました。皆さんも良い時間をお過ごしください!

ミンクス 典子
福岡県出身。日独家族2児の母。「働く環境」を良くする設計を専門とする建築家。2011年に空き家再生社会文化拠点ライプツィヒ「日本の家」立ち上げ、18年まで共同代表。15年より元消防署を活用した複合施設 Ostwache共同代表。
www.djh-leipzig.de
 

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