日本の行事、忘れるべからず 家事と仕事と2人の子どもと、忙しくしていると時があっという間に過ぎてしまいます。今年は片っぱしから年中行事を祝うのを忘れ、ドイツ人の主人に「子どもたちがかわいそうね・・」と渋い顔をされる始末。ドイツの行事は幼稚園と小学校が適度にやってくれるのでよいのですが、日本の行事は、日本人のいないこの地で母親の私が何とかしなければ、子どもたちは何も知らないまま過ごしてしまう。あげ忘れたこいのぼりを握りしめ、「七夕だけは祝わなければ!」と、固く決意しました。 前回、地元にある障害児たちが通う学校で日本の文化を紹介したことを書きましたが、それを思い出し、「そういえば、自分が教えている合気道の子どもたちとも、まだ一度も日本の行事をしたことがないなあ」。そう思ったのがきっかけで7月7日は、皆で七夕を祝うことに。まず手始めに、我が家の子どもたちにおやすみ前の子守り唄で「七夕の唄」をうたって聴かせ、笹飾りの作り方も教えると、子どもたちも興味津々で当日を待ち望んでいる様子でした。 七夕など聞いたこともないドイツの子どもたちには、どうやって織姫・彦星の話を教えたらよいか。悩んだ挙句、インターネットで七夕伝説をおさらいし、「織姫は琴座の1等星ベガ、彦星はわし座の1等星アルタイル」なんてことまで調べてみましたが、教師でもある主人に聞いてみると「ドイツの子どもたちは学校で天体について勉強しないから、そんなこと話してもわかんないと思う」─。考えた末、思いついたのが昔懐かしい「紙芝居」です。七夕の2日前から大急ぎで取り掛かり、カラーイラスト5枚を仕上げて、当日コピーショップに走り込みました。 拡大プリントしてもらってなんとか間に合った紙芝居。苦労した甲斐あって、ロマンチックな伝説に子どもたちは感動、用意した短冊に皆でお願いごとを書いて庭の笹に飾り、楽しくお祝いすることができました。
|
名前:泉 (IZUMI)
属性:漫画家・2児の母
特技:指圧・マッサージ(国家資格所有)、武道(合気道、天真正伝香取神道流)
1996年よりドイツ・ニーダーザクセン州在住
www.studio-izm.de
属性:漫画家・2児の母
特技:指圧・マッサージ(国家資格所有)、武道(合気道、天真正伝香取神道流)
1996年よりドイツ・ニーダーザクセン州在住
www.studio-izm.de










