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デュッセルドルフで日本酒セミナーと酒祭り
| デュッセルドルフで日本酒セミナーと酒祭り |
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SAKE ─ Japanischer Reiswein 初夏の日差しが眩しかった5月16日(金)、デュッセルドルフ近郊エアクラートにある在デュッセルドルフ日本国総領事館公邸の庭園で「日本酒」をテーマにイベントが開かれた。日本全国から12の蔵元が参加し、その他14の蔵元が商品を提供、合わせて64銘柄もの日本酒がずらり勢ぞろい。日本人、ドイツ人合わせて約300人の来場者が1日限りの日本酒祭りを堪能した。
当日は日本酒専門家である上野ミュラー佳子氏による日本酒の基本知識についての公演があり、続いて1998年に世界最優秀ソムリエに選ばれたマルクス・デル・モネゴ氏が「日本酒と食事とのハーモニー、西欧料理と東洋料理とのふれあい」と題して日本酒にはどんな西洋料理が合うのかを、ワインとの比較を交えながらユーモアたっぷり に紹介した。
「マイルドで甘みのある酒にはカルパッチョ、古酒にはチーズとのコンビネーションも悪くない。しかし、何よりも大事なのは酒を飲む場の雰囲気、この微妙な要素が酒の味を左右する。日本酒はとてもエレガントなお酒だ。日本文化を象徴している」と語った。 日本酒についての知識を頭に詰め込んだ後は実践あるのみ、蔵人に注いでもらいながらの試飲会が始まる。訪れたドイツ人からは古酒が特に好評だった。また、おでんや寿司も振舞われ、日本の味に舌鼓を打った。
蔵元たちは、「ドイツには日本酒を受け入れる下地ができている。しかし、まずは日本酒がどんなお酒なのかをちゃんと知ってもらいたい。何百何千種類ある日本酒の中から自分の好きな酒にきっと出会えるはず。探してみてほしい」と、ドイツ人来場者の反応に手ごたえを感じつつも、ブームでは終わらない日本酒の定着を目指している。
今、日本酒の可能性がどんどん広がってきている。多くの蔵元が、変えられないこだわりの部分はそのままに、時代や消費者に合った酒造りを実践。スパークリング日本酒、ロゼの日本酒など、新しい日本酒が次々に生まれた。このような、日本酒の魅力の再発見という大きな流れを生み続ける蔵元の酒造りに対する情熱を垣間見て、日本酒文化をかっこいいと感じるドイツ人。食文化の融合は、お互いの文化に対する理解を深める。今後の日本酒の躍進が生み出すであろう独日間のさらなる文化の交流に、日本酒ファンの一人として、おおいに期待してしまう。 (編集部:高橋萌) |









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