独日の輪・菩提樹&桜
ベルリンでまるごとニッポン体験!
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Japan Festival Berlin 11月14日から16日にかけて、ベルリンでは3回目となるヤーパンフェスティバルが開催された。その最終日の午後、オスト(東)駅近くの会場Postbahnhofに足を運んでみた。 日曜日だったので多くの来客は予想できたが、13ユーロという(ベルリン水準からしたら)決して安くはない入場料を払って、日本に関心を寄せる人がこれだけいることにまず驚く。現地在住の邦人の姿も多く見かけたが、大部分は地元のドイツ人。面白いのは、コスプレの衣装で入場すると3ユーロ割引になる特典が用意されていたことで、ここは秋葉原か原宿かと見紛うような光景にも出合ったことだ。 会場内には、手作りの民芸品、小物からマンガ、ハローキティー、はたまた日本が誇る(?)ウォシュレット(ドイツではDusch-WC)まで無数の出店が並び、さながら縁日のような賑やかさ。日本食コーナーでは長蛇の列ができ、酒ラウンジで日本酒を楽しむ人々の姿も見られた。 見物客の注目を集めながら日本の木工技術の実演をしているドイツ人に話を聞いてみた。メクレンブルク=フォアポメルン州からやって来たヴァルデマー・カイスさん(本業は歯科技工士とのこと)。ドイツでたまたま日本人の職人に出会い、直接教えを受けたことで日本庭園や障子などの木工、墨絵に興味を持ったという。その腕はなかなかのもので、実際に制作依頼を受けることもあるそうだ(http://japanese-world.de)。「墨絵は最小限の要素で最大のものを表現する伝統があります。西洋の絵画と違ってやり直しのきかない感覚が好きですね」
2つの舞台では、着物ショーや剣道の実演、和太鼓などのプログラムが組まれ、そちらも盛況。ベルリン在住の日本人女性による合唱団「アンサンブル和(なごみ)」もその歌声を披露した。他にも書道や折り紙、着物の試着など、実際に自分で体験できるワークショップも好評だったようだ。
2階の一室では熱心に囲碁を打つ人の姿が見られた。1960年に囲碁のヨーロッパチャンピョンになったというギュンター・チーソウさんが、現在約200人のメンバーを抱えるベルリンの囲碁クラブについて説明してくれた。彼が教えを受けたフェリックス・デューバル(1880-1970)は戦前日本に囲碁の留学をし、その後ドイツに囲碁を広めたパイオニアだそうで、日独の長い交流史をも実感した。
(文・写真:中村真人) |







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