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MUSEUM GUIDE
in Düsseldorf デュッセルドルフのおすすめミュージアム8選

ドイツ最大の日本人コミュニティが暮らすデュッセルドルフ。ビジネス都市としての顔を持つ一方で、この街は現代アートの中心地として国際的に知られている。1773年創設の美術アカデミーからは、ヨーゼフ・ボイスやゲルハルト・リヒターなど世界的アーティストを輩出。街には現代美術館から歴史博物館、映画博物館まで多彩なミュージアムが点在し、年間を通じてアートイベントが開催されている。芸術都市としてのデュッセルドルフの魅力を、ミュージアムとイベントからひもといていこう。(文:英国・ドイツニュースダイジェスト編集部)

お得なカード

アート・カード Art:card

デュッセルドルフ市内、および近郊のノイスやヴッパータールの指定された美術館や博物館などに無料で入場できる年間パス。デュッセルドルフ観光案内所や美術館、博物館、特定の劇場で購入可能。
www.duesseldorf.de/kulturamt/kultur-duesseldorf/artcard

州立美術館 K20/ K21 K20 / K21 Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen

K20 K20

20世紀の絵画を所蔵する「K20」と、1980年以降の国際現代アートの作品を中心に展示を行う「K21」は、特に人気の高い美術館。K20の常設展は20の展示室に200点以上の作品を展示。K21は1988年まで州議会議事堂だった建物を改装し、最上階まで吹き抜けとなったガラスのドームは圧巻だ。毎月第1水曜の18~22時に入場が無料になる「Open House」(オープンハウス)が開催され、毎回多くの人でにぎわっている。K20は美術書やユニークな雑貨が手に入るミュージアムショップ、K21はキューバ出身の芸術家ホルヘ・パルドがデザインしたカフェ「Pardo's」がおすすめ。

K20 Grabbeplatz 5, 40213
K21 Ständehausstr. 1, 40217
www.kunstsammlung.de

K21 K21

K21 K21

クンストハレ・デュッセルドルフ Kunsthalle Düsseldorf

Kunsthalle Düsseldorf

1967年に建てられた、コンクリートの立方体のような建築が印象的なクンストハレ。コレクションを持たず、「知的な芸術実験のための公共の場」としてさまざまな企画展を実施してきた。一方、屋外には常設作品があり、その一つがデュッセルドルフが生んだ巨匠ヨーゼフ・ボイスによる「煙突パイプ」。2026年第2四半期から改修工事に入る予定で、最大3年間は移動型のアートギャラリーとして活動する計画だ。2023年からクンストハレ主催で始まったアートブックフェア「Between Books」は毎年人気で、今年は9月25日(金)~27日(日)にデュッセルドルフ芸術専門大学Peter Behrens School of Artsで開催予定。

Grabbeplatz 4, 40213
www.kunsthalle-duesseldorf.de

クンストパラスト美術館 Kunstpalast

Kunstpalast

2023年に常設展が全面リニューアルしたクンストパラストは、古代から現代、傑作から日用品に至るまで、さまざまな芸術品およそ800点が展示されている。また、子ども向けに四つの小さな展示室が設置されているので、ぜひ探してみて。館内には1960~70年代にかけて音楽とアートのホットスポットだった伝説のクラブ「クリームチーズ」の内装がそのまま再現されており、毎週土曜の18~翌1時までバーとしてオープン。毎月第1木曜の18~21時は常設展が無料になる。別館のNRW フォーラム(NRW-Forum)では、写真やポップカルチャー、デジタルアートを扱っており、また一味違うアートを楽しむことができる。

Ehrenhof 4-5, 40479
www.kunstpalast.de

KIT KIT – Kunst im Tunnel

KIT – Kunst im Tunnel

2007年にオープンしたライン川の遊歩道の真下に存在するアート空間。その名の通り、1993年に開通したライン河畔トンネルの建設の際に残った空間がアートスペースとして活用されている。コンクリートに囲まれた地下空間は、端に行くほど天井が低くなっていたり先細りしていたり、トンネルの名残が感じられ、建築好きの人にもおすすめしたい。毎年およそ四つの企画展が開催され、彫刻、絵画、写真、映像、インスタレーションなど幅広いジャンルの若手アーティストを重点的に取り上げている。地上部分はカフェバーになっているので、鑑賞後や散歩の途中に立ち寄るのも◎。

Mannesmannufer 1b, 40213
www.kunst-im-tunnel.de

デュッセルドルフ市立博物館 Stadtmuseum Düsseldorf

Stadtmuseum Düsseldorf

1874年設立のデュッセルドルフ市立博物館は、かつてシュペー伯爵の宮殿だった建物を使用している。1288年の都市創設から、選帝侯時代の文化の中心地としての発展、19世紀の経済大都市への成長、戦後の州都としての歩みまで、デュッセルドルフの歴史を幅広く展示。ヴァイマール共和国時代およびナチス政権下にデュッセルドルフで活動した芸術家たちのコレクションも充実している。

Berger Allee 2, 40213
www.duesseldorf.de/stadtmuseum

デュッセルドルフ映画博物館 Filmmuseum Düsseldorf

Filmmuseum Düsseldorf

1993年に開館した本館は、2200平方メートルの空間で映画の歴史を体験できる施設。1880年代のカメラ・オブスキュラから現代までの映写機やカメラ、セットの模型などが展示されている。チャップリンや黒澤明など名監督の紹介や映画衣装の展示をはじめ、模擬撮影スタジオなども見どころ。毎週日曜日は入場無料!また、館内の映画館「Black Box」では、無声映画や世界各地の映画の上映のほか、毎年1月には「Eyes on Japan 日本映画週間」も開催される。

Schulstraße 4, 40213
www.duesseldorf.de/filmmuseum

海事博物館 SchifffahrtMuseum im Schlossturm

SchifffahrtMuseum im Schlossturm

ライン川沿いの城塔内にある海事博物館では、ライン川に関する最古級のコレクションを展示している。7階建ての館内では、造船、貿易、旅行、川沿いの生活を昔と今で比較しながら紹介。展示テーマも、治水工事前後のライン川の変化から、丸木舟から蒸気船までの造船の発展、デュッセルドルフ港湾施設の歴史など多岐にわたる。塔の頂上にあるミュージアムカフェ「ランタン」では、ライン川と旧市街の360度パノラマビューを楽しめる。

Marktplatz 2, 40213
www.schifffahrtmuseum.de

ベンラート城 Stiftung Schloss und Park Benrath

Stiftung Schloss und Park Benrath

デュッセルドルフ南部に位置する、後期バロック様式の城。18世紀末に選帝侯カール・テオドールの離宮として建設され、ピンク色の外観と美しい庭園が特徴。城内見学ツアーでは、あざやかな天井画やシャンデリア、豪華なフランス家具や陶器などの調度品を見ることができる。毎年8月には庭園で野外コンサート「光の祭典」(Lichterfest)、クリスマスシーズンにはお城の前でクリスマスマーケットが開催される。

Benrather Schloßallee 100-106, 40597
www.schloss-benrath.de


おすすめのアートイベント

Art:walk Festival 2026

6月13日(土)・14日(日)に初開催される新しい文化イベント。従来の「Nacht der Museen」を大幅に拡大し、50以上の文化施設が参加する。13日(土)は16〜24時まで美術館や博物館が開館し、K20/K21、クンストパラスト、NRWフォーラムをはじめとするさまざまな美術館・博物館を巡ることができる。14日(日)は12〜17時まで、劇場やコンサートホールが中心となり、ライン・ドイツオペラ、トーンハレ、市立劇場D’ hausなどが舞台裏公開や野外パフォーマンスを実施。チケット(大人25ユーロ)も発売中!
www.visitduesseldorf.de/erleben/veranstaltungen/art-walk-festival-202

Rundgang

1773年に設立されたデュッセルドルフ美術アカデミーは、ドイツを代表する美術教育機関で、ヨーゼフ・ボイスやゲルハルト・リヒターなど、現代アートを牽引する数多くの芸術家や芸術運動を輩出してきたことで国際的に知られている。毎年2月と7月に開催される学生作品展「ルンドガング」(Rundgang)は、アカデミーの全館が一般公開される一大イベント。次世代のアーティストの生の創作現場に触れられる貴重な機会として、デュッセルドルフ市民をはじめ、美術関係者やコレクターも注目する。入場無料。
https://kunstakademie-duesseldorf.de

Kunstpunkte

毎年8~9月の週末に開催されている「Kunstpunkte」(アートポイント)は、街中で一斉に行われるオープンアトリエ。絵画、彫刻、写真、ビデオアート、インスタレーションなど、さまざまな分野の芸術家400名以上が自らのアトリエやギャラリーを一般公開し、参加アーティストにはデュッセルドルフを拠点とする日本人作家も数多く含まれる。期間中は地区ごとにテーマを設けたガイドツアーも開催されるが、地図を片手に街を散策しながら気になるアトリエにふらりと立ち寄るのも面白い。
www.kunstpunkte.de

 
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