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旅ールのすすめ - ビールに会いに旅に出よう

山片 重嘉コウゴ アヤコ 東京生まれ。看護師をへて、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール」(タビール)をライフワークに、世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れ込み1年半ドイツで生活したことも。『ビール王国』(ワイン王国)、『ビールの図鑑』(マイナビ)、『BRUTUS』(マガジンハウス)など、さまざまなメディアで活躍中。
www.jbja.jp/archives/author/kogo

やってみよう「MachDoch!」から始まるビアカルチャー

ベルリンの南部に位置するノイケルン地区。ドイツ国外からの移民も多く、国際色豊かな街だ。かつてはベルリンの中でも家賃が手頃な地区であり、世界中から学生や芸術家が集まるエリアへと変化した。運河沿いにはオリエンタルな食材や雑貨を扱うトルコマーケット。大通りにはおしゃれなカフェやバー、クラブ、ヴィンテージショップが並んでおり、さまざまなカルチャーが交差している。

このノイケルンでクラブカルチャーと調和した醸造所Brauhaus Neulichが、若者やビール愛好家の間で話題を呼んでいる。始まりは2016年、若者5人が公園でピクニックをしていた時に、「自分たちでビールを造ろう」というアイデアを思いつき、すぐさま「MachDoch!」(やってみよう!)と、醸造所を立ち上げた。まずは湖畔に場所を借り、最初のビールを醸造。翌2017年にノイケルンにバーを併設した小さな醸造所をオープンさせた。この醸造所ではIPAやスモークビール、フルーツエールなどの独創的なビールを造り、併設のバーで提供。お客さんにも意見を聞きながら、常にビールのレシピをブラッシュアップさせている。さらに街の西側にある旧テンペルホーフ空港を活用した公園にビアガーデンを開き、スケートボード大会やDJ イベントを開催。トキメキを感じたアイデアはすぐ実行に移す。「MachDoch!」は今でも彼らのモットーだ。

今回ご紹介する「Neulich Original」は、人気が高かったゴールデンエールをさらに飲みやすく改良し、ベルリン近郊の大規模醸造所に醸造を委託した商品。市内のビアバーなどでも広く販売されている。夕日を連想させる鮮やかなグラデーションのラベルは、ベルリンの多様性を表現している。ホップの苦味は弱く、小麦麦芽がフルーティーに香る。軽やかな飲み心地で、暑い夏の日のピクニックにも、クラブで踊って乾いたのどを癒やすのにもピッタリのビールだ。

https://neulich.de

vol.102
Neulich Original

Neulich Original

 
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