instagram Facebookツイッター
JAL
Fr. 22. Jan. 2021

独ロックダウン延長で、強まる先行き不安

【フランクフルト 1月13日 時事)ドイツでは新型コロナウイルスの新規感染者数が以前として高止まりしている。1月10日が期限となっていたロックダウン(都市封鎖)は31日まで延長され、感染封じ込め策が強化された。2月以降の延長も議論されており、コロナ流行に伴う経済の先行き不安は高まるばかりだ。

 ◇4月初めまで規制続く?
独政府は、新規感染者数が過去7日間で人口10万人当たり200人を超えた地域の住民に対して、正当な理由がない状況で、居住地から半径15キロメートル以上移動することを新たに制限。集会人数の上限も引き上げた。食料品店や薬局などを除く店舗や、持ち帰りや宅配を除く飲食店、娯楽施設の営業は引き続き禁止される。

2月以降の対応については今月下旬に改めて協議されるが、政府はウイルスの変異種に対する警戒を強めている。独メディアは12日、メルケル首相が議員との会合で、現在のロックダウンが4月初めまで続く可能性があるとの見方を示し、「英国の変異種を阻止できなければ、復活祭(イースター)までに感染者は10倍になるだろう。8~10週間の厳しい対策が必要だ」と発言したと報じた。

独コメルツバンクのチーフエコノミスト、イェルク・クレーマー氏はそうした措置が講じられた場合は「1~3月期の国内総生産(GDP)は前期比で2%下がる」と分析する。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、現状では国内金融システムは安定しているものの、資金繰りが逼迫して、多くの企業が今後倒産するリスクを警戒している。独政府はこれまでに、制限措置で休業を余儀なくされた企業や個人事業主に対して、前年の売上高の一部を補償し、融資制度を拡充するなどして、経済への打撃を最小限に抑えようとしている。

◇ビオンテック新工場に期待
景気回復にはワクチン接種率の向上が欠かせないが、国内では米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンの接種が昨年末に始まった。独政府は同ワクチンを、全ての介護施設の入居者に対して2月中旬までに接種することを目指している。

ビオンテックは需要の急増に対応するため、スイス製薬大手ノバルティスから買収した、独ヘッセン州マールブルクの製造施設を2月末までに稼働させる方針だ。年間最大7億5000万回分のワクチン生産が可能で、国内の供給体制の拡充が期待されている。
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


時事通信ニュース

最新のeBook
Neuestes e-Book
第1・3水曜日更新
ドイツ最新ニュースから生活情報まで盛りだくさん!今週のeBook
22 Jan 2021 1138号
特集:「ドイツ哲学入門」
のための入門
Nippon Express ドイツ・デュッセルドルフのオートジャパン 車のことなら任せて安心 習い事&スクールガイド ドイツからのお引越しはグローバス・リロケーション

デザイン制作
ウェブ制作

ドイツ便利帳サーチ!

詳細検索:
都市
カテゴリ選択