Hanacell

ゴルフを通して日独親善

春真っ盛り。まさにゴルフを楽しむには最高の季節となりました。ゴルフと言えば、日本では庶民のスポーツとして定着していますが、デュッセルドルフにも気軽にゴルフを楽しめる場所があります。街の中心部から東へおよそ13キロ、フッベルラート(Hubbelrath)にある廣済堂インターナショナル・ゴルフクラブは、75ヘクタール、18ホールの広大なゴルフ場と英国の荘園領主の館を思わせるクラブハウスの佇まいで、当地のゴルファーにとってはすでに周知された存在です。ゴルフをしながらラインラント地方の風景に癒され、プレー後は腕利きシェフご自慢の和食に舌鼓を打ち、サウナ、ジャグジー付きの日本風呂で心ゆくまでリラックス。そんな夢のようなひと時を味わえると聞けば、これまでゴルフとは疎遠だったという方でも、ここで思いっきりクラブを振ってみたくなるというものです。

展示してあるUボート
義援金の小切手を受け取る小井沼総領事(右から2番目)。
左がオーナーのシュミッツ夫妻。
右はデュッセルドルフのエルバース市長

同ゴルフクラブのオーナーであるシュミッツ=アプスハーゲン(Schmitz-Abshagen)さんは、13歳の頃、日本語を学ぶためにデュッセルドルフ日本人学校で授業を受け、17歳の時に奨学生として1年間日本に滞在した経験を持つ親日家。ゴルフクラブの経営者としても、積極的にこの街の日本人コミュニティーとの交流を図っています。

去る4月10日、「私たちの友人である日本の皆様に、連帯と共感を示したい」との彼女の想いから、同ゴルフクラブで東日本大震災被災者のためのチャリティー・ゴルフ・トーナメントが開催されました。参加者は100名を超え、終了後には同日募った義援金(約1万3000ユーロ、日本赤十字へ寄付)の小切手が在デュッセルドルフ日本国総領事館に渡されました。

また、同月30日には、子どもたちにゴルフの面白さを知ってもらおうと、無料オープンデーを実施。一昨年から年に1回、定期的に同クラブで行われているこのオープンデーは、今年で3回目を迎え、今回はデュッセルドルフ日本人学校の小学5、6年生、およそ20名が参加しました。

そして、こちらも恒例の「夏祭り」。本年は、日独交流150周年の公式関連行事として8月28日(日)に開催予定です。日独親善カップや、これからゴルフを始めたいという方向けの体験コースのほか、折り紙、子ども太鼓、剣道のパフォーマンス、和食ビュッフェなど、私たち日本人には里心が付くようなお祭りの雰囲気が、また現地の方には日本を知ってもらうための多彩なプログラムが用意されています。家族皆で参加し、楽しい1日を過ごせば、なんだかナイスショットが決まりそう!?

TEL: 02104-7706-0
www.kosaido.de/cms

編集部 Y
平均的なドイツ人男性と並ぶと目線が腰の辺りに来る程度の身長で、ドイツでは大人用の服を買えない。来独当初は相当傷ついたが、今では真っ先に子ども服売り場に向かうほどに。「日本人は子どもっぽく見られる」という定説を逆手に取る賢さも身についた。
 
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