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ロンドンのゲストハウス
Sa. 19. Okt. 2019

アクロバットとコメディーならGOP

ハノーファーでエンターテインメントショーを楽しむならば、GOP(Georgespalast)がお勧めです。ここでは日々、欧州を中心に、世界各国から集まったアーティストたちによって、コメディーとアクロバットを組み合わせたハラハラドキドキのショーが繰り広げられています。

市内中心部のオペラハウスの向かい側に位置するGOPは、1920~50年代にハノーファー随一の劇場として使われていた歴史ある建物です。1992年に当時の面影を残しながら改装され、優雅に生まれ変わりました。内部はレッドカーペットと豪華なシャンデリアが幻想的な雰囲気を醸し出し、座席が少々狭いのが難点ですが、コンパクトなので、かえって臨場感を生んでいます。

自作の車に載った大学生
歴史あるGOPの会場

現在ここで上演されているのは「リップスティック」。男性1人と女性15人によるグループが、引き締まった肉体をフルに使って様々なアクロバットを繰り広げます。これまでの公演では、男女の数が半々というグループ構成が多かったのですが、今回は女性らしさを前面に演出。ギターやアコーディオンの生演奏に合わせて踊ったり、天井から吊るされた布に絡まって回転したり、一輪車に乗って芸を披露するなど、見どころ満載の内容です。各アーティストが次から次へと得意技を披露し、その合間の演出もお見事! 肉体の美しさ、力強さは圧倒的で、近くで見ると惚れ惚れしてしまいます。一方、道化役の男性はボールの芸を披露し、笑いを誘っていました。アーティストが観客席に下りて行ったり、観客を舞台に上げるのもお約束。手拍子や歌などで観客を巻き込み、一体感を演出するところは、さすがプロだと感心しました。GOPは人々に夢を与えることをモットーにしているというだけあって、常に新しい才能を発掘し、素敵なショーを提供するのに余念がありません。

舞台から得意技を披露
音楽に合わせて、それぞれのアーティストが得意技を披露

GOPはハノーファーのほか、ミュンヘン、ミュンスター、エッセン、バート・オインハウゼンの国内計5カ所にあります。ショーは言葉で語られるものではないため、ドイツ語が得意でないという方でも十分堪能できます。また、1年を掛けて5カ所を巡回するので、数カ月ごとに上演内容が変わります。クリスマスシーズンには子ども向けのプログラムもあり、家族で楽しめます。

会場では食事やドリンクも楽しめるので、ちょっとした記念日やプレゼントに最適です。「リップスティック」の上演は5月初めまで。料金は座席と曜日によって異なり、15~39ユーロ。食事とショーのセットは44ユーロ~。

www.variete.de/de/spielorte/hannover/hannover.html
田口理穂(たぐち・りほ)
日本で新聞記者を経て1996年よりハノーファー在住。社会学修士。ジャーナリスト、ドイツ語通訳。著書に『市民がつくった電力会社: ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命』(大月書店)、共著に「お手本の国」のウソ(新潮新書) など。
 
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