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ロンドンのゲストハウス
Mo. 09. Dez. 2019

エバースベルグの森で黄金の秋のハイキング

バイエルンでは今年も暑い日が続き、10月半ばを過ぎても、最高気温が20度を超えることも。どこまでも青い秋の空は、まるでこの季節が永遠に続くかのように美しいですが、だんだん日差しに当たり続けるのが辛いようにも感じていました。でも、そんな時期もゆっくりと終わりを告げたようで、11月が近づくにつれて朝晩は濃い霧が降りるようになってきました。普段なら、これから続く長い冬にうんざりするところですが、今年は湿った空気に包まれたこの落ち着いた雰囲気にホッとするのだから、不思議なものです。ドイツの気候に慣れたのか、それとも、歳を重ねたせいでしょうか……。

さて、季節の変化につれて木々は色を変え、バイエルンの美しい「黄金の秋」が始まりました。今回は、ミュンヘンからSバーンで行ける身近な自然、「エバースベルグの森(EbersbergerForst)」をご紹介します。

ミュンヘンの東、約25キロに広がるこの森は、隣接するアンツィンガーの森(Anzinger Forst)とエグルハルティンガーの森(Eglhartinger Forst)を含めて90平方キロメートルの広い地域です。昔は広葉樹が多く、その木の実を目当てに集まる動物たちを狙って、狩猟地としても使われていました。19世紀末には、繁殖し過ぎた動物たちにより森のほぼ半分が食い荒らされたことや、大嵐に見舞われて木々が倒れたこともあり、人間の生活にとって「より実用的に」利用できる針葉樹へと、一部植え替えが進められました。現在は、大都市近郊に位置する憩いの場所として利用されるとともに、多様な動植物の保護と持続性の研究の場として、さまざまな試みが行われているようです。

柔らかな秋の日差しに映える、エバースベルグの街柔らかな秋の日差しに映える、エバースベルグの街

Sバーンのエバースベルグ駅からは、1キロほどでこの森の南端に着きます。まずは、見晴らし塔(Aussichtturm)へ。約160段の階段を上がると、素晴らしいパノラマが広がります。天気が良ければ、南はアルプス、北はフライジングまで見渡せます。この日は薄曇りでしたが、それでも眼下に広がる森の秋景色は、ずっと眺めていたいほどの美しさでした。

森の中を散策するハイキング道もありますが、今回は森を抜けて湖を目指すことに。塔に登ったり、日差しを浴びたりして汗ばんだ後だったので、森の中に入るとその涼しさにほっとしました。足元でカサコソと鳴る枯葉の音に耳を傾けると、気持ちが落ち着きます。秋の収穫期の真っ最中なのでしょう、周囲の農地からのトラクターの音が賑やかです。途中少し迷ったりしながらも、この森の最大の湖で鳥類保護地区にも指定されている、エグルブルガー湖(Egglburger See)にたどり着きました。そこからは湿地帯を迂回して、小さなエグル湖(Egglsee)へ。ここから東には、「エバースベルグ湖沼地帯」と呼ばれる、小さな湖群があります。豊かな水と木々を眺めながら、約10キロのハイキングを楽しみました。

水面に映る黄葉に、うっとり水面に映る黄葉に、うっとり

Yoshie Utsumi
日独の自動車部品会社での営業・マーケティング部門勤務を経て、現在はフリーランスで通訳・市場調査を行う。サイエンスマーケティング修士。夫と猫3匹と暮らし、ヨガを楽しむ。2002年からミュンヘン近郊の小さな町ヴェルトに在住。

 

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