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スキー旅行でリフレッシュ! 郊外で静かな年越しを

皆さんご存知の通り、ドイツでの年越しは毎年お祭りのように騒がしいです。ミュンヘンでも同様で、特に観光客がマリエン広場の市庁舎前に集合。カウントダウンを終えると一斉に花火が打ち上げられ、花火の音と共に街中は煙で包まれます。1度はミュンヘンでの騒がしい年越しを経験するのもいいですが、そんな人混みから離れた山里でゆったり過ごせるのもミュンヘンの良いところ。

湖の周りを散策!湖の周りを散策!

ミュンヘンから南へ車を1時間ほど走らせると、Tegernseeという小さくてかわいらしい湖が見えてきます。この湖はオーストリアとの国境付近にあり、スキー場などがたくさんあるので、ウィンタースポーツ好きにはもってこいです。また、ドイツにはFerienwohnungと呼ばれる休暇用住宅があり、ホテルと比較しても安価かつ広々とした空間なので旅行の滞在先にもぴったり。昨年はこのTegernsee近くにある休暇用住宅を、友人夫婦と一緒に借りました。

白銀の世界!白銀の世界!

スキー旅行は12月30日から始まりました。到着した日は家の周りを散策し、翌日からは、早速クロスカントリースキーを堪能。このクロスカントリースキーは通常のスキーとは異なり、ランニングのように自分のペースで走れるのが魅力です。また、大自然の中にコースが設置されているので、白く美しい景色を楽しみながら滑ることができました。

クロスカントリースキーを存分に味わった後は、部屋に戻って、本誌1134号でもご紹介した「ファイアーツァンゲンボウレ」で乾杯。その後は夕食を取り、ドイツの定番であるボードゲームなどで遊びました。さらに、新年を占うブライギーセン(鉛占い)にも挑戦。ブライギーセンとは、スプーンの上で鉛を溶かしてから水に入れ、固まった形から新年の運勢を占う、日本のおみくじのようなものです。そうこうしているうちに静かに年が明け、パラパラいう花火の音を聴きながら友人夫婦と新年を祝いました。喧騒なミュンヘン市内と比べて、静かでゆったりとした夜でした。

新年の運勢はいかに?!新年の運勢はいかに?!

さて、昨年の今頃は誰もが今のような状況を予期していなかったと思います。私個人としては、もちろんコロナ禍で大変なこともありましたが、だからこそ日常のありがたさや、家族や友人の大切さを再認識した年となりました。一方で、接触制限措置などの慣れない枠組みの中での生活には、ストレス解消や気分転換がまだまだ必要ですね。今回ご紹介したように、こうして都市部から離れて過ごす年越しもおすすめです。それでは皆さんも、良い年末年始を。

齋 直杜(さい なおと)
2016年に新潟の大学院を卒業後、ドイツ人の恋人ケイトを追いかけ、ミュンヘンに移住し、結婚。「人生は冒険だ」をモットーに、夫婦の日常生活や海外旅行の様子を発信しています。
YouTube: さいさいライフ
Instagram: さいさいライフ
ウェブサイト: saisai.life

 
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