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ミュンヘンのスタートアップで働くエンジニアとしての日常

私は昨年9月からミュンヘンのスタートアップにて、フロントエンドエンジニアとして働いています。そして今年の2月には無事に6カ月の試用期間を終了しました。今回は、そんなミュンヘンのスタートアップで働く私の日常をお届けします。

ドイツでスタートアップというとベルリンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はミュンヘンでも起業は盛んです。昨今ではアップルがミュンヘンへのさらなる投資を決定するなど、IT業界のハブとしても重要視されているのです。ミュンヘンではネットワーキングやピッチイベントなども頻繁に行われているので、起業を考えている方や雰囲気を味わいたい方におすすめですよ。

ミーティングにてミーティングにて

私が働いているのは、フィンテック領域のスタートアップ。創設者はフランス人、スペイン人、タイ人の3人で、現在は社員である8人全員が異なる文化や背景を持つ多国籍チームです。私はフロントエンドエンジニアとしてウェブアプリを制作しています。

1日の流れとしては、毎朝10時にスタンドアップ・ミーティングを行い、チーム一人ひとりの仕事の進捗状況などの情報共有。その後は通常業務に取りかかり、何かあればデザインチームやほかのエンジニアとも連絡を取り合います。休憩時間には同僚とフリスビーやキッカーをして遊んだり、仕事後にヨガやワークアウトなどを行ってチームビルディングを行うことも。

在宅ワークの机周り在宅ワークの机周り

月曜日は週の初めとして、先週の活動を振り返る「レトロスペクティブ」と「プランニング」というミーティングも1時間程度で行っています。「レトロスペクティブ」は、個人やチームとして良かった点と反省点を伝える場であり、メンバー全員がありのままに意見を交換。その後の「プランニング」では、それぞれの人の仕事が週40時間に収まるよう、メンバーで時間を計算しながらタスクを振り分けていきます。

現在は、新型コロナウイルス感染対策のため、オフィス勤務とリモートワークを交代で行っています。私自身は、本誌1125号でご紹介したドッグシッティング(依頼主の愛犬のお世話を代行するサービス)を継続しており、リモートワークをしながらワンちゃんと過ごす日も。その際は、一緒に散歩やランニングをしたり、お昼寝休憩を取ったりと、ワンちゃんに癒されています。

ワンちゃんとお昼休憩ワンちゃんとお昼休憩

フロントエンジニアとして入社してから時間の流れが早く、メンバーにも恵まれて、とても充実した日々を過ごせていると思います。コロナ禍の影響でリモートワークが浸透していますが、私自身は在宅とオフィス勤務が半々くらいだとちょうど良いと感じている今日この頃です。今回ご紹介した、私のフロントエンドエンジニアとしての1日の様子をユーチューブチャンネルにもアップしているので、興味のある方はぜひご覧ください!

齋 直杜(さい なおと)
2016年に新潟の大学院を卒業後、ドイツ人の恋人ケイトを追いかけ、ミュンヘンに移住し、結婚。「人生は冒険だ」をモットーに、夫婦の日常生活や海外旅行の様子を発信しています。
YouTube: さいさいライフ
Instagram: さいさいライフ
ウェブサイト: saisai.life

 
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