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Di. 22. Aug. 2017

思わず応援に力が入る、愛嬌たっぷり「わんわんレース」

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緑が美しい6月初頭にバイエルンの小さな村、グロースケッヘルハム(Großköchlham)で開催された「犬のレース(Hunderennen)」をレポートします。

40年の伝統を誇るこの催しは、小さな村でありながらも多くの観客が集まり、軽食と飲み物を提供するテントや特設駐車場も十分に用意されていて、ちょっとしたお祭りのよう。当日は天気も良かったので、会場の芝生や木陰に座って楽しむ家族連れや友人同士の姿が目立ちます。“シリアスなレースではなく、犬も人もリラックスして楽しめること”をモットーとしているそうですが、まさにその通りの雰囲気です。

犬のレース
ゴール向かい、一心不乱に走る!

今年エントリーしたのは、100頭を超える犬達。参加する犬種や大きさに制限はありませんが、唯一の決まりはエントリーの際に予防接種手帳を提示すること。あとは体格に応じて小型犬・中型犬・大型犬のカテゴリーに分類され、番号をもらったら出番を待つのみです。レースでは6頭が一緒に走ります。まずは小型犬部門からスタート。愛犬達がスタンバイしている間、飼い主は盛んに声をかけ、ご褒美のおやつを見せてモチベーションを高めようとしています。それに応えるかのように犬達も賑やかに吠え、足を踏みならします。主催者の指示に従い飼い主はゴール地点へ移動し、そこから愛犬の名を呼んだり、おもちゃで釣ったりしながら目指すべきゴールをアピールします。コースは緩やかな上り坂で、約200mの距離があります。

そして号令に合わせてレースがスタート! ……とは、なったりならなかったり。まっしぐらにゴールを目指す犬もいましたが、どこに行くべきかわからず、ひとしきり飼い主を探した後やっと走り始めたり、途中まで行ったのにU ターンしてスタート地点に戻ってきてしまったり、ほかの犬や観客に気をとられて寄り道ばかりしたり、中には柵から出ることができないシャイな犬も。スタート付近でウロウロしたままの愛犬を見かねて一緒に走りながらゴールまで導く飼い主もいました。何はともあれ犬達の行動すべてが可愛らしく、会場からはレースのたびに楽しい笑いが湧き起こります。なかなか走り出さなかった犬がゴールを目指すまで、観客も温かく見守ります。最後には、運営側が有志で募った男性達が犬の柵に入って人間部門(?)のレースがスタート! ゴールを見失う人はいませんでしたが、上り坂のレースはなかなか走りがいがあるよう。そんな愛嬌たっぷりの男性達にも、大きな拍手が送られました。

出走を待つ犬達
ゴールで待つ飼い主を見つめ、出走を待つ犬達

私は猫3匹と暮らしていますが、犬を飼った経験がありません。愛猫は気が向けば一緒に散歩に行ってくれるといった、気ままな性格。そんな猫達によるレースが開催されることはまずあり得ないだろうなと思うと、犬と暮らす人がちょっぴり羨ましくなった午後でした。

www.koechlham.de/hintergrund1.htm

Yoshie Utsumi
日独の自動車部品会社での営業・マーケティング部門勤務を経て、現在はフリーランスで 通訳・市場調査を行う。サイエンスマーケティング修士。夫と猫3匹と暮らし、ヨガを楽しむ。 2002年からミュンヘン近郊の小さな町ヴェルトに在住。
 
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