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ロンドンのゲストハウス
Di. 10. Dez. 2019

津軽三味線と民謡のコンサート

海外にいると日本の文化に積極的に接したい気持ちになるものです。先日ドレスデンで津軽三味線と民謡のコンサートが開催されるということで、私たち親子も行ってきました。寒さが続く3月20日の日曜日の午後、今年2月に設立されたばかりの独日協会ザクセン州ドレスデン(Deutsch-Japanische Gesellschaft Dresden e.V.)主催による「津軽三味線と民謡による日本のソウル・ミュージックのライブ・ショー(Live-Show mit Tsugaru Shamisen und Min’yo “Soul Music” Japans)」が、ドレスデン大学病院のホールで開催されました。出演は、三味線の演奏者で金沢出身ロンドン在住の一川響(いちかわひびき)さん、民謡はロンドン在住の演歌歌手である望月あかりさん、そして三味線ベルリン協会(Shamisen Berlin e.V.)の皆さん。

独日協会ザクセン州ドレスデンの会長のあいさつに続いて在ドイツ日本大使館の岩間公使のドイツ語でのあいさつがあり、いよいよライブ・ショーがスタート。オープニング曲「あどはだり」では、一川さんとベルリン三味線協会の方々の総出演による圧巻のパフォーマンスが繰り広げられました。三味線の見事なバチさばきはもちろん、ベルリン三味線協会のドイツ人女性の着物のこなれた着こなしには、目を引くものがありました。

岩間公使のごあいさつ
岩間公使のごあいさつ

津軽じょんがら節、俵つみ唄、おてもやん、ソーラン節、大漁唄い込みなど、歌手の望月さんが民謡をフォークソングと紹介した通り、これらの曲の題材は日本人の生活の行為から発していることに気づきます。曲の合間には三味線の歴史や、「たたき・すくい・はじき」の三種類のバチの使い方の説明があり、知られざる三味線の世界に観客はくぎ付け。また、毎日5時間は三味線の稽古をするという一川さんの日々たゆまぬ努力には、本当に頭が下がる思いがしました。会場の雰囲気が一体になりつつある最後の曲は、調子の良い「秋田民謡ドンパン節」で、観客も「ドンドンパンパン!」という掛け声で参加し、楽しいひとときとなりました。

演奏者全員そろってのオープニング
演奏者全員そろってのオープニング

今回のコンサートでは、アイリッシュ音楽にインスピレーションを受けて一川さんが作曲した「クローバー・ステップス」も演奏されました。ジャンルや楽器を越えたコラボばやりの昨今ですが、新しいものを目指すあまり音質とメロディーの組み合わせが良いとはいえないコラボも多く見受けられる中、アイリッシュ音楽の独特のメロディー感と三味線の音質がとても良く合うことには大きな驚きと発見がありました。日本の伝統である三味線と民謡にあえて海外に身を置いて取り組む、その意味や影響は自ら見えてくるものでしょう。

さて、一川さんのCDを子供たちにねだられて購入しましたが、とても気に入ったようで、しょっちゅう聴いています。子供の耳は正直で素直です。

福田陽子さん福田陽子
横浜出身。2005年からドレスデン在住。ドイツ人建築家の夫と娘と4人暮らしの建築ジャーナリスト。好奇心が向くままブログ「monster studio」公開中。
http://yoyodiary.blog.shinobi.jp/
 

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