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一挙にご紹介! フランクフルトの夏イベント

8月に入り、早いもので夏の終わりが見えてきました。今回のレポートでは、子どもから大人まで、地元フランクフルトで夏気分を満喫できるイベントを一挙にご紹介します。

まずはフランクフルトの夏のイベントの代表格、「マインフェスト」(Mainfest)です。今年の開催は、8月4日(金)~7日(月)。旧市街からマイン川沿岸にかけてずらりと並ぶ屋台やアトラクションが魅力です。オープニングセレモニーではレーマー広場にある「正義の泉」がワインの流れる泉となり、特設ステージでは連日生演奏での音楽ライブが開かれます。最終日の夜10時からは花火大会も行われ、川沿いの夜空に美しい花火が打ち上げられます。

数多くの夏のイベントの舞台となるマイン川数多くの夏のイベントの舞台となるマイン川

また小さい子どもたちに人気の「マインシュピール」(Mainspiele)は、7月22日( 土)~8月13日(日)まで。マイン川南岸にトランポリンや滑り台などの遊具が並び、自由に遊ぶことができます。同じく子どものためのイベント「オーパーンシュピール」(Opernspiele)は8月19日(土)~9月3日(日)で、アルテ・オーパー前の広場や公園で開かれます。噴水での水遊びやローラー滑り台など、街中で子どもたちが楽しく遊べるのがうれしいですね。

8月11日(金)~20日(日)に行われるのは、「フランクフルト・りんご酒フェスティバル」(Frankfurter Apfelweinfestival)。会場のロスマルクトには、フランクフルトの郷土飲料であるりんご酒スタンドが並び、音楽ライブをはじめとする多彩な演目が楽しめます。りんご酒は、ゲリプテスというダイヤ模様の切子グラスで飲むのが伝統で、大容量のベンベルと呼ばれる陶器のピッチャーも名物。夏空の下、長椅子に腰掛けて生演奏を聴きながら、地酒を味わうのも一興ですね。

りんご酒と専用のグラスりんご酒と専用のグラス

そして8月18日(金)~20日(日)は、日本フェス「マイン祭り」(Main Matsuri)。今年はオッフェンバッハに会場を移し、特設ステージでの演目や屋台での日本食や雑貨の販売などが予定されています。三味線や尺八、箏に太鼓、日本舞踊から剣舞、演歌からJポップまで、ドイツにいながら日本文化を存分に楽しめる3日間となりそうです。

最後に、夏の終わりの恒例イベントといえば「博物館河岸フェスト」(Museumsuferfest)。8月25日(金)~27日(日)までマイン川南岸を中心に、北岸にも各国料理の屋台や博物館の特設テントなどが並びます。さまざまなワークショップやガイドツアー、特設ステージでの演奏が深夜まで行われ、連日連夜、多くの人で大盛り上がり。最終日にはマイン川に花火が打ち上げられ、最高のフィナーレと共にイベントの幕が下されます。皆さんもドイツの短い夏を、ぜひ地元のイベントと共に楽しんでください。

川沿いにスタンドが並ぶ博物館河岸フェスト川沿いにスタンドが並ぶ博物館河岸フェスト

ユゴ さや香
2003年秋より、わずか2週間の準備期間を経てドイツ生活開始。縁もゆかりもなかったこの土地で、持ち前の好奇心と身長150cmの短身を生かし、フットワークも軽くいろんなことに挑戦中。夢は日独仏英ポリグロット。 Twitter : @nikonikokujila

 
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