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ジャパンダイジェスト
Mi. 01. Apr. 2020

シュトゥットガルトで一番人気のベーレンゼー湖畔散歩

やっと少しずつ暖かくなってきました。先日、友人に誘われベーレンゼー(Bärensee)に行ってきました。ベーレンゼーは四季折々の自然がいっぱいで、家族や友人とよく訪れる場所です。しかし、今回はようやくその歴史について知ることができたので、改めてご紹介したいと思います。

ベーレンゼーの景色
夕日が美しいベーレンゼーの景色

ベーレンゼーは、実は16世紀からある都市の貯水湖の一つとされており、周辺にはこのほかに、プファッフェンゼー、カッツェンバッハゼー、シュタインバッハゼー、ノイアーゼーと全部で5つの湖があり、自然公園として市民に親しまれています。シュトゥットガルトの淡水は現在、主にボーデンゼーから供給しているのですが、1世紀前まではこの5つの湖こそが町の水不足を解消するための重要な水源でした。

歴史は1564年に遡ります。この年は、連年の干ばつにより水力で動かす製粉のミルのほとんどが停止していました。1618年にたくさんの地元民の努力により、ようやくベーレンゼーとプファッフェンゼーの間を開通し、その水を市内に送ることに成功しました。

それから200年もの間、2つの湖から供給される水で市民が生活していました。1812年、さらに3km先にあるカッツェンバッハゼーとシュタインバッハゼーも繋がるようになり、1833年にはダムが建設されて湖は5つに増え、それまでで最大規模の貯水湖になりました。その後、ボーデンゼーから水を供給するようになり、ボーデンゼーの水を貯めるノイアーゼー以外の湖は、その役割を終えつつあります。1998年以降は5つの湖は緊急時の水の供給源になりました。湖は現在、バーデン=ヴュルテンベルク州が所有していて、市営水道局とエネルギー局(EnBW)にリースされています。公園になってからもEnBWがそれを管理しているそうです。最も大きな湖は3つとも細長い形をしていて、湖畔の散歩道がきれいに整備され、一周することができます。また、湖と湖の間には橋が架かっていて、ルートの長さを自分で決めることができます。森に囲まれながら、ちらほらと見える湖。本当に素敵な場所です。ベーレンゼーの隣の小さな高台にベーレンシュレッスレ(Bärenschlössle:方言で「熊の小城」という意味) というレストランがあります。ここは1768年に建てられた王様の夏の離宮で、ローマ様式の石造りの建物として知られていました。しかし約250年もの長い歴史を経て、増築や破壊が繰り返され、今ではほとんど当時の面影はありませんが、郷土料理を提供しており、散策で疲れた人々や休日を楽しむ家族の憩いの場になっています。2階部分は貸切可能で、小さなパーティーなども開催することができます。これからの季節、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

www.baerenschloessle-stuttgart.de/start.html

湖畔
木々の緑が心地よい湖畔で休憩

郭 映南
中国生まれの日本国籍。東北芸術工科大学卒業後、シュトゥットガルト造形美術大学でアート写真の知識を深める。その後、台北、北海道、海南島と、渡り鳥のように北と南の島々を転々としながら写真を撮り続ける。
www.kakueinan.wordpress.com
 

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