絶品の生クリームやバター 独自の道を行くバンゼ農場
6 Oktober 2023 Nr.1203 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】大量生産のため、乳牛は最大限に乳が出るよう改良され、牛の腹はタンクのように大きくなり……というように、乳牛に対する搾取はとことんまで進んでいます。熾烈な価格競争のために牛を苦しめ、あくせく働くことでしか成り立たない酪農とは、一体何なのだろう。そう考え、独自の道を拓いたのがバンゼ農場(Bauer Banse)です。
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植物の世界を五感で体験! ハノーファー学校生物センター
28 September 2023 Nr.1202 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】ハノーファー学校生物センター(Schulbiologiezentrum Hannover)は、1883年に創立されたドイツで最も古い環境教育施設の一つです。総計2000平米の敷地に温室、菜園、森林などがあり、色とりどりの草花が咲く庭園をクジャクが練り歩いています。
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バリアフリーの演劇祭 耳の聴こえない人の世界は
25 August 2023 Nr.1200 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】広島で新聞配達をする人、畑仕事をする人、そして飛行機を操縦して原爆を投下する人……。 映像とナレーション、振動を駆使し、原爆投下に至る経過とその後を描いた、圧巻のパフォーマンス「Scored in Silence」(沈黙の記譜)。
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「ラインの黄金」から着想を得て 川底から眺める街の歴史
26 Juli 2023 Nr.1198 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】ドイツを代表する作曲家の一人、リヒャルト・ワーグナー。ブラウンシュヴァイク州立劇場ではワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の公演に際し、その関連企画としてアートイベントを実施しました。
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『つるはげのテツ』がつなぐ 広島からの平和への願い
16 Juni 2023 Nr.1196 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】今年はハノーファー市と広島市が姉妹都市提携を結んで40周年になり、ハノーファーではさまざまな平和に関する催しが開かれています。
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ダンスで社会を変えていく!市民をつなぐプロジェクト
26 Mai 2023 Nr.1194 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】人生で初めて舞台へ上がったのはいつだったでしょうか。僕の場合、小学校の演劇の端役。観客からの視線を受けながら体を動かした記憶はおぼろげですが、舞台に立つということは子どもながらにも覚悟を必要とした時間でした。
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ヨーヨーでドイツを魅了! 世界チャンピオンShu Takada
12 April 2023 Nr.1191 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】ドイツ国内7カ所に劇場を持つコメディ・アクロバットショー劇場のGOP。4月末までハノーファーで上演中の演目「NEO」には、ヨーヨー世界チャンピオンのShu Takadaさんが出演し、アクロバット、ダンス、ヨーヨーを組み合わせた斬新なパフォーマンスで、観客を魅了しています。
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あれから12年 原発事故を伝える写真展
17 März 2023 Nr.1190 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】震災から12年、子どもたちが遊ぶ校庭を想像しながら、報道写真家である樋口健二さんの写真展「FUKUSHIMA」を観に行きました。
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ウクライナの子どもたちへ 勇気を与える2カ国語絵本
24 Februar 2023 Nr.1188 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】ハノーファー在住の絵本作家インゴ・ジークナーさんが、ウクライナの子どもたちをテーマにした小さな絵本『Iryna muss in ein fremdes Land』(イリナは異国へ行かなければならない)を出版しました。
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星空が美しい芸術家村 ヴォルプスヴェーデを訪ねて
20 Januar 2023 Nr.1186 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】昨年11月、北ドイツの村でアーティスト・イン・レジデンスでの滞在制作を経験しました。アーティスト・イン・レジデンスとは、芸術活動を行う人を一定期間ある土地に招待する事業で、アーティストはその土地に滞在しながら作品制作を行います。
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