外観も内装も一味違う、ロシア正教会
16 August 2019 Nr.1104 文・写真 井野 葉由美
【ハンブルク発】ヨーロッパを旅行すると、教会を見学することも多いと思います。1907年にハンブルク見本市会場の近くに建てられた、北ドイツでは珍しい新ロマネスク様式の美しい教会があります。教会が裁判所と刑務所の間に位置しているので、神の恩寵(おんちょう)を求めて、恩寵教会(Gnadenkirche)という名がつけられたとのこと。
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予想以上の見応えにびっくり!ハンブルク歴史博物館
19 Juli 2019 Nr.1102 Nr.1097 文・写真 井野 葉由美
【ハンブルク発】どの街にも大小さまざまな博物館がありますが、案外地元の博物館には足を運ばないものです。最近ハンブルク歴史博物館に行く機会があり、予想以上に見応えがありましたので、今回ご紹介したいと思います。
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歌舞伎や能など大学で日本文化の特別講義
7 Juni 2019 Nr.1099 Nr.1097 文・写真 井野 葉由美
【ハンブルク発】今年は、大阪市とハンブルク市が姉妹都市を締結して30周年に当たる記念年です。それに伴い、各方面でさまざまな記念行事が計画されています。
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食べるのがもったいない美しいケーキたち
3 Mai 2019 Nr.1097 文・写真 井野 葉由美

1094号で、オーガニック・ケーキのお店を紹介しましたが、今度は「ここは日本かしら?」と思うような美しいケーキが並ぶお店を発見しました。外の看板もパステル・カラーで、はっきりとした色を好むドイツの雰囲気とは異なっているのです。
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オペラ座の舞台裏、総合芸術の大プロジェクト
19 April 2019 Nr.1096 文・写真 井野 葉由美

きらびやかな衣装と舞台装置、音楽とお芝居の総合芸術であるオペラ。ハンブルク州立オペラ座では、数年前から月に数回の舞台裏見学会が行われるようになりました。
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北ドイツで最初にできた、オーガニックのケーキ屋さん
15 März 2019 Nr.1094 文・写真 井野 葉由美

以前、牛乳・卵・小麦粉に対してアレルギーがあるお子さんのいるお母さんが「この子はケーキ類が全くダメなので、毎年誕生日には、どうしようと頭を悩ませています」とおっしゃっていました。そのようなアレルギー体質の人や、バターや卵、生クリームを摂らないヴィーガンの人に朗報です。
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大学の卒業公演でオペラ「エフゲニー・オネーギン」
1 Februar 2019 Nr.1091 文・写真 井野 葉由美

ドイツ各都市には音楽大学があり、なかには美術部も兼ね備えた芸術大学も多いことでしょう。ハンブルクは音楽演劇大学(Hochschule für Musik und Theater)となっており、音楽科とともに演劇科がありますので、ほかの音大よりもオペラへの取り組みに重きが置かれているように感じます。
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多和田葉子氏の作品、ドイツ劇場で朗読会
4 Januar 2019 Nr.1089 文・写真 井野 葉由美

ハンブルク中央駅の向かいに立つドイツ劇場(Deutsches Schauspielhaus)。同劇場専属の女優でもあるサシャ・ラウさんは「著者の部屋」というタイトルで、自身の著作の朗読会を行ってきました。
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「作曲家地区」博物館が新装オープン
7 Dezember 2018 Nr.1087 Nr.1086 文・写真 井野 葉由美

1069号で、作曲家地区博物館(Komponisten Quartier)のレポートをいたしました。その時は、ハンブルクゆかりの作曲家として、ゲオルク・フィリップ・テレマン、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、ヨハン・アドルフ・ハッセの3人に関する展示がありました。
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新たな発見が楽しい市庁舎広場探索
16 November 2018 Nr.1086 文・写真 井野 葉由美

ドイツの街の中心には、だいたいマルクトプラッツと呼ばれる広場があります。マルクトという名の通り、そこでは昔から市が開かれ、人々の交流の場でした。ハンブルクにも、市庁舎の前に市庁舎広場(athausmarkt)があります。
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